皆さんは、AIを使っていてこんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
「ChatGPTだと上手くいく指示を、そのままClaudeに投げたらなんか違う……」
「逆に、Claudeで感動したプロンプトをChatGPTで試したら、微妙な反応をされた」
実はこれ、私が最近までずっと抱えていた悩みでした。「私の指示の出し方が悪いのかな?」と落ち込んだりもしたのですが……。いろいろ調べて分かったんです。私が悪いんじゃない、AIたちに「個性(得意な話の聞き方)」があったんだ、と。
今日は、論文や技術資料から学んだ「AIごとの性格の違い」と、それを踏まえた 「明日から使える、ちょっとした指示出しのコツ」 をシェアしたいと思います。

専門用語は抜きにして、人間関係に例えてお話ししますね(^▽^)

私はもうチャッピーちゃんとはお友達ですよ♡

はい。知ってますよ笑
AIにも「記憶のクセ」がある?

私たち人間も、人の話を聞くときにタイプがありますよね。
- 最初に言われたことをずっと覚えているタイプ
- 最後に言われたことが一番印象に残るタイプ
実はAI(大規模言語モデル)にも、これと同じような 「記憶のクセ」 があるんです。ここを押さえるだけで、AIとの対話が驚くほどスムーズになりますよ。
1. Claudeさん:最後まで話を聞いてほしい「聞き上手」タイプ

まずは、最近人気のClaude(クロード) さん。長い文章を読ませてもへこたれない、頼れるパートナーです。
Claudeさんの性格(Recency Bias)
彼は 「最後に言われたこと」 を一番強く意識する傾向があります。最初に「これを要約して」と言ってから長い資料を渡すと、読み終わった頃には「えっと、何するんでしたっけ?」となりがち。

ちょっと可愛いですよね
こう接するとうまくいきます
「資料を先に渡して、お願いは最後に」
人間で言うと、「ちょっとこの資料読んでみて」と渡して、読み終わったタイミングで「で、これの感想教えて」と言う感じです。
【参考資料】
(ここに長い文章や議事録を貼り付け)
【お願い】
上の資料を読んで、重要なポイントを3つにまとめてください。
これだけで、Claudeさんの回答精度がグッと上がります!
2. ChatGPTさん:最初のルールを絶対守る「生真面目」タイプ

次は、おなじみのChatGPT(GPT-4など) さん。彼らは開発の歴史(Instruction Tuning)から、ちょっと違った性格を持っています。
ChatGPTさんの性格(Primacy Effect)
彼は 「最初の印象」 をすごく大事にします。冒頭で「あなたはプロの編集者です。辛口で添削して」と言うと、その役割を最後まで忠実に守ろうとしてくれます。逆に、最初に役割を与えないと、ふんわりした回答になりがちです。

私の場合、これまではどの生成AIでもこの指示の仕方してましたね
こう接するとうまくいきます
「最初に役割とゴールをビシッと伝える」
「これから仕事をお願いします。あなたの役割は〇〇です」と、最初に名刺を渡すようなイメージですね。
あなたはプロのライターです。
以下の文章を、小学生でも分かるように書き直してください。
【文章】
(ここにテキスト)
さらに、文章が長い時は 「最後にもう一度お願いを繰り返す(サンドイッチ作戦)」 と完璧です!
3. Geminiさん:整理整頓が大好きな「しっかり者」タイプ

最後はGoogleの Gemini(ジェミニ) さん。画像や動画も理解できるマルチな才能の持ち主ですが、その分、情報の整理整頓が大好きです。
Geminiさんの性格(構造化)
いろいろな情報が混ざっていると混乱しやすい彼女には、「どこからどこまでが資料で、どれが命令か」 をハッキリさせてあげると喜びます。

資料については、#備考みたいな感じで分けて指示していましたね
こう接するとうまくいきます
「区切り線で見やすく整理する」
ノートを綺麗に取る人のように、見出しや区切り線を使って情報を整理してあげましょう。
# 役割
あなたはベテランのエンジニアです。
# 資料
(コードや仕様書)
# やること
上記のコードのバグを見つけて修正してください。
こうして「構造」を作ってあげると、Geminiさんは本来の力を発揮してくれます。
まとめ:相手を知れば、もっと仲良くなれる

長くなってしまいましたが、まとめるとこんな感じです。
- Claudeさん: 資料が先、お願いは最後。
- ChatGPTさん: 役割とお願いは最初。
- Geminiさん: 見出しをつけて整理整頓。
「AI」とひとくくりにせず、それぞれの「個性」に合わせて話しかけ方を変えてあげる。これって、職場のコミュニケーションやチームワークと同じですよね。
相手が仕事しやすいようにパスを出す。そうすることで、AIも私たちも気持ちよく成果を出せるようになります。
まずは「小さな一歩」から
全部覚えなくても大丈夫です。まずは、普段使っているAIに合わせて、
- 「今日はお願いを最後に書いてみようかな」
- 「区切り線を入れてみようかな」
そんな小さな実験から始めてみませんか?その一工夫で、「おっ、今日のAIは賢いぞ?」と感じられたら、それはあなたがAIと「仲良く」なれた証拠です。
それでは、今日も「みんなで良くなろう」の精神で、AIとの共創を楽しんでいきましょう!

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