みなさん、生成AI使ってますか?「アイデア出し」や「文章の添削」には便利ですよね。でも、結局作業するのは自分…そう思っていませんか?実は私もそうでした。
しかし、今回試したGemini CLIは、これまでの「相談相手(アドバイザー)」とは全く別物。あえて言うなら、「PCの中で一緒に手を動かしてくれる新人エンジニア」 だったんです。
PCの中に入れるAI?Web版との決定的な違い

Web版のGeminiと何が違うの?一番の衝撃はこれです。
- Web版: 「こんなコード書くといいよ」と教えてくれるだけ(コピペするのは私)
- Gemini CLI: 私のPCフォルダを直接見て、ファイルを読み書きし、許可さえすれば勝手に修正してくれる
「えっ、勝手に操作されるの?怖くない?」
正直、最初は私もドキドキしました。でも、ファイルをいじるときは必ず「これやっていい?」と確認が入ります。この「確認しながら進める」感じ、なんだか人間に仕事を頼む感覚にすごく近いんです。
【実践】Excel分析が「一瞬」でBIツールに
試しに、こんな無茶振りをしてみました。
「このExcelデータを読み込んで、いい感じに分析して、見やすいグラフのHTMLを作って!」
普通なら、VBA組んだり、BIツールに入れたり大変ですよね。でもGemini CLIは、自分でExcelの中身を読み、「ランキング形式がいいですね」と判断して、あっという間にグラフ付きのHTMLレポートを作ってくれました。
泥臭い共闘:失敗、そして方向転換

ここからが本当のドラマでした。完成したレポートを他の人にも見せやすくするため、「実行ファイル(exe形式)にしてほしい」と私が追加オーダーを出したんです。

地域協業に参加中で、協業先の企業の方に実演したかったんですよね
Geminiは果敢に挑戦してくれましたが…これがうまくいかない。HTMLが表示されなくなったり、グラフが消えてしまったり、エラーの連続。
「すみません、exe化は環境的に厳しいです…」
普通のツールならここで終わりです。でも、ここからの「粘り」が凄かった。
「では、batファイル(バッチファイル) で実装する方向でどうでしょう?これならダブルクリックで開けます!」
この提案に乗って再トライ。その後も何度か修正を繰り返しました。
「あ、またグラフ消えた!」「こっちは直ったけど表が出ない!」
そんなやり取りをチャットで繰り返すうち、なんだか 「一生懸命な部下」と一緒にトラブルシューティングしているような感覚になってきたんです。
感動:完成した瞬間のハイタッチ

そして数十分後。ついに完璧なグラフと表が表示された瞬間。一人でPCに向かっているのに、思わず「よしっ!」と声が出ました。
一発で成功したわけじゃない。でも、諦めずに代替案を出し、自分のコードを自分で直してゴールまでたどり着く。そのプロセスを経て完成したものには、ただの成果物以上の愛着が湧いていました。

協業先の企業の方にも喜んでいただけました
結び:新しい「同僚」を迎えよう
「黒い画面(コマンドライン)」と聞くと、難しそうで敬遠してしまう方も多いと思います。でも、Gemini CLIに必要なのは、難しい命令文ではありません。「うまくいかないね」「じゃあこうしてみようか」という、人間同士のような対話です。
「AIを使う」から「AIと働く」へ。みなさんも、頼れる(たまにドジっ子な)新しい「同僚」をPCに迎えてみませんか?きっと、月曜日の業務が少し楽しみになるはずです。


コメント