40代手前で心筋梗塞になってしまった私の体験記Part4です。Part1から読みたい方は下記のリンクからお願いします。
色々ありまして、Part3から時間が空いてしまいましたが、無事退院しましたのでご安心ください。さて、Part4では、追加で行うこととなった手術やその後に行ったCPX検査等、退院までの体験を紹介したいと思います。最初はどうなることかと心配していましたが、無事に退院出来てよかったと思っています。
病院での日々:回復への道のり(退院編)

トレッドミル(運動負荷試験)の結果、追加の手術が必要になったため、当初の予定より退院が遅れることとなりました。しかし、懸念部分を処置していただけたので、結果的に良かったと思っています。

憂いを残したまま過ごしたくなかったですからね
追加の手術
初めに手術した際に詰まってはいないが詰まりかけの部分があると言われており、当初は処置の必要無しと言われていたのですが、トレッドミルの結果から処置することとなりました。今回もカテーテルによる治療を行いましたが、詰まっていなかったこともあり、バルーン形成術のみの処置でした。
CPX検査
心肺運動負荷試験(Cardiopulmonary Exercise Testing)の略で、体が酸素をどれだけ効率的に使えているか(運動耐容能)を客観的に調べる目的で行われる、運動中の呼吸、心臓、血管、筋肉の働きを総合的に評価する検査です。評価結果はメッツ (METs)という単位を使って、日常生活の活動量に結びつけます。
この検査を行うことで、日常生活に戻った際に自身がどの程度の負荷の運動を行っていいかがわかります。私の場合、3METsとあまり良い結果ではなく、小走りもアウトなレベルでした。

これまでの運動不足がたたりましたかね
メッツ (METs)
Metabolic Equivalents(代謝当量)の略で、活動の強度を示す単位です。安静時(座って何もしていない状態)の酸素消費量を 1 とし、その何倍の酸素を消費するかで活動強度を表します。
1 METs = 安静時のエネルギー消費量
| METs | 活動強度 | 活動内容の目安 |
| 1.0 | 安静時 | 座って休んでいる、横になっている。 |
| 1.5 | 非常に軽い | テレビを観る、ラジオを聴く、デスクワーク、食事をする、ゆっくりと歩く(時速2.5km未満)。 |
| 2.0 | 軽い | 立ち仕事、着替え、身の回りの世話、ゆっくりとした散歩(時速3.2km程度)。 |
| 2.5 | 軽い | 立って会話する、洗車、座って楽器を演奏する。 |
| 3.0 | 中程度 | 標準的な歩行(時速4km程度)、軽い掃除(床拭きなど)、皿洗い、編み物、ゴルフ(カート使用)。 |
| 3.5 | 中程度 | ゆっくりした階段昇降、庭いじり(芝刈り機使用)、重い荷物を持たない買い物。 |
| 4.0 | 中程度 | 速歩き(時速5.6km程度)、窓拭き、床磨き、バドミントン(レクリエーション)。 |
| 5.0 | 中程度 | 軽いジョギング、雪かき(軽いもの)、バスケットボール(シュート練習)。 |
| 6.0 | やや高い | 速いジョギングやゆっくりしたランニング、重い荷物を持っての階段昇降、サイクリング(時速16~19km)。 |
| 7.0 | 高い | テニス、エアロビクス、サッカーの練習、バスケットボールの試合。 |
| 8.0 | 高い | ランニング(時速8km程度)、水泳(クロール)、重い雪かき。 |
| 10.0 | 非常に高い | 速いランニング(時速10km程度)、激しい水泳、激しい山登り(重い荷物)。 |
念願の我が家へ
追加の手術も無事終わり、約3週間の入院生活を経て、遂に我が家へ帰ることができました。処置してくださった先生方や入院中にお世話になった看護師の皆さん、そして何より入院中にお見舞いに来て励ましてくれた妻や子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

家に着いて、家族に温かくおかえりと言ってもらえた時は本当に嬉しかったですね
私が得た教訓

今回のことで私が得た教訓は、放置せず治療は早めにってことです。私の場合、大学生のころからコレステロールが高いことはわかっていたので、その時点で適切な治療を受けるべきでしたが、問題ないと高を括って社会人になって数年経つまで放置していました。その時のコレステロール値は常人の3倍強で、投薬してもなかなか下がらなかったので、長年蓄積されたことが原因で心筋梗塞になってしまったのだと思っています。若いからと言って安心せず、健康診断の結果でおかしい項目があれば、すぐに病院を受診することをお勧めします。

何かあってからでは遅いですからね
後日談
退院後、別の病院で遺伝子検査を行った結果、シトステロール血症ではなくすごく安心しました。シトステロール血症は数万人に1人の割合なので非常にまれとのことです。しかしながら、家族性高コレステロール血症であることは確定しましたので、やっぱりかと思ったと同時に原因がわかってよかったとも思いました。ちなみに家族性高コレステロール血症は約300人に1人の割合ということなので、意外と確率高いんやな~とも思いました。
違和感を無視するな

今回は妻が違和感を感じて、その感覚を信じて、救急車を呼んでくれたおかげで一命をとりとめることができました。もしあの時妻がそばにいなかったらと思うとゾッとしましたので、皆さんも自身や周りの方の様子がいつもと違うといった違和感があれば、その感覚を無視せず声をかけるなり、救急車を呼ぶなり対応してあげてください。あなたのその行動が人の命を救います。



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