
なかなか仕事が忙しいと子供とコミュニケーションとる時間って少なくなりがちですよね。しかも、休みの日は体を休めたい誘惑に負けてしまうこともしばしばの方が多いのではないでしょうか?
今回はそんな方のために子供と楽しくコミュニケーションが取れて、おもちゃの節約にもなるある方法をご紹介します。
自分のスキルアップにもなりますので是非最後まで読んでください。
この記事を書こうと思った経緯
今年の正月に家族で買い物に出かけたときに娘にシルバニアファミリーをねだられました。でも値段を見てびっくり!最近のおもちゃってこんなに高いのか・・・って思うも正月ってこともあり、お人形と家具だけ買うことに。
お人形で遊ぶにはお家も必要だったのですが、値札を見てそのまま元の位置に戻しました。しかしやはり、家は欲しい。そこで仕事スキルを活用してDIYでお家を作ることにしました。
上のような悩みをお持ちの方って結構いらっしゃると思うのですが、なかなか1からの作り方ってネット上でも見つかりません。そこで、今回は私が実際に作ったDIYお家の製作手順を設計~製作まで全て公開します!
ちなみに今回製作するのは電気の灯るお家です。
この記事を読んでほしい人
・子供と楽しくコミュニケーションしながら何かしたい方
・シルバニアのお家代を節約したい方
・自分で設計からDIYをやりたい方
この記事で得られること
・子供と楽しくコミュニケーションをとれるようになる。
・シルバニアのお家の作り方が分かる。
・他にも応用できるDIYの知識が得られる。
お家を市販で買うとこんなに高い!?
冒頭にも書きましたが、市販品のお家はなかなかの値段がします。私はアウトレットのお店に行きましたが、半額の値段でも大体5,000円~10,000円で販売されていました。ここに、お人形や家具まで揃えようとすると、とんでもない額になります。DIYで製作することでなんと上記の半額以下で製作することができます。
電気の灯るお家ができるまでの流れ

では私が行った電気の灯るお家の実際の作り方を見ていきましょう!ざっくりとした手順は以下になります。
2、材料を揃える。
3、材料を加工、塗装する。
4、加工した材料を組み立てる。
それぞれの手順について以下に詳しく説明します。
手順1:まずはお家を設計しよう

製作するお家の大きさを決めたり、制作に必要な材料や道具を決めるためにお家を設計しましょう。実際に製作を行う段階で材料や道具が足りなくて2度手間にならないためにもこの作業は大切です。
大体の外形寸法を決める

どれくらいの大きさのものを作るのかを決めましょう。以下の点を考えながら行うといいと思います。
・何階建てにするか
・部屋の数をどうするか
・各部屋の大きさをどうするか
・置きたい家具、お人形の数は
外形図を作る
大体の寸法が決まったら、使用する材料を調べながら外形図を描いていきましょう。ポイントは以下です。
・購入先に売っている素材の寸法は
・素材をどの程度加工するか
・組み立て方法は?
上記のポイントをイメージして、製作作業がやりやすくなるように作っていくようにしましょう。素材の寸法についてはあらかじめ購入先のホームページなどで調べておくといいです。
ちなみに今回は100円ショップのSeriaで全て揃えました。
各パーツの分解図を作る
上で作成した外形図から、各パーツの詳細図を作成します。パーツの寸法(縦、横、厚み)や穴開けの位置等加工に必要な寸法を全て図面に書いておきます。
・材料の寸法からできるだけ加工が少ないように考える。
・加工に必要な道具などを書いておく。
手順2:材料や道具を揃えよう

図面ができたら製作に必要な材料を揃えましょう。上記の図面を作成するときに必要なものを書き出しておくとスムーズです。
今回私が製作したお家に使用した材料は以下です。
・木板(標準):45×15×0.9cm・・・4枚
・木板(焼目付):45×15×0.9cm・・・3枚
・釘セット・・・1セット
・ミニマムライト・・・1個
・木工用ボンド・・・2個
・サンドペーパー・・・1セット
・カッターのこぎり・・・1個
・水性塗料(アースホワイト)・・・1個
・刷毛・・・1個
・使い捨てパレット・・・1セット
上記全て揃えても1,600円です♪
全て100円ショップで揃えられます
今回私が製作に使用した材料や道具は全て100円ショップで揃えることができます。ちなみに今回は上記でも書いた通りSeriaで揃えています。
材料は少し余分に買っておこう
製作に使用する材料は多少失敗してもいいように少し余分目に準備することをおススメします。私の場合、パーツ加工時に失敗して一度作り直しました。
お家を製作しよう

図面と材料、道具が揃ったらいよいよ製作に入っていきます。ここで子供と一緒に制作作業をすることでお互いにコミュニケーションが取れるほか、モノづくりの体験をさせてあげることができます。
材料を加工しよう

今回は材料として木材を使用しましたので、加工は主にのこぎりを使用しました。材料をしっかり固定して加工を行うとスムーズにできます。
※刃物を扱うのでお子様が小さい場合はこの作業は大人がやってあげましょう。
◇力を入れ過ぎないことがポイント!
木材を切っていて分かったことですが、力を入れ過ぎると逆に切りにくかったです。余分な力を抜いて切ることでスムーズに加工できます。
◇加工面の処理を忘れずに!
加工面をそのままにしていると触った時手に刺さってしまう場合があります。加工面はやすりやサンドペーパーなどで磨いておきましょう。
加工した材料を塗装しよう

加工が完了したら、材料に色を塗っていきます。今回は刷毛塗りです。1回塗りで色が薄い場合は、表面が乾いてから2回塗りをしましょう。
この作業については、親子で一緒にやるといいと思います。私の子供たちも楽しそうに手伝ってくれました♪
組立を行おう

塗装した材料が乾いたら、外形図を見ながら組み立てていきます。ボンドなどでもくっつけることはできますが、今回は強度を増したかったので、釘を使用して組み立てました。

・使用する釘は素材の厚さの2倍以上のものを使用
・釘を打つ前に素材にキリで少し穴を開ける。
・まっすぐ真ん中に打つ(素材の割れ防止)
ここでも危なくない部分を子供に支えてもらう等、一緒に作業するといいですね♪
ライトを取り付けよう

組立が完成したら最後に2階部分にライトを取り付けます。リングの部分を挟み込むように3本の小さい釘で取り付けました。
完成したお家に家具やお人形を配置しよう

お家が完成したら家具やお人形を配置してみましょう。実際に置いてみるととてもいい感じにできました。

制作手順のまとめ
ではここでもう一度制作手順をまとめます。
【製作手順】
1、お家を設計する。
【ポイント】
お人形や家具のサイズ、素材の寸法を考慮して検討
2、材料を揃える。
【ポイント】
大体100円ショップで揃う。
3、材料を加工、塗装する。
【ポイント】
子供と楽しく作業する。
4、加工した材料を組み立てる。
【ポイント】
素材厚さの2倍の釘を使用して、まっすぐ打つ。
設計図のまとめ
せっかくなので、今回製作したときの各部品の図面を載せておきます。良ければ参考にして実際に製作してみてください。






今回の反省点
今回製作したときにこうすればよかったと思ったことを記載しておきます。
・やすりを持っておけばよかった。
加工ずれの微調整
加工面を整える
・色塗り用の刷毛を何種類か用意しておけばよかった。
子供と一緒に色塗りする上で刷毛一つだけだとやりにくかった。
※箇条書きにしてわかりやすく
DIYすることの利点

初めにも記載しましたが、DIYでおもちゃ作りをするといろいろと利点があります。
市販品を購入するより安い
物にもよりますが、とりわけシルバニアファミリーなどのドールハウスについてはかなり安く作ることができます。
モノ作りの知識が付く
自分で一から考えてDIYすることで、モノを設計したり、デザインしたりするための知識が自然と身に付きます。
コミュニケーションが取れる
子供と共同作業することで自然とコミュニケーションも取れ、お互いにいい関係を築くことができます。また、モノを作ることの喜びや達成感を体験させてあげられるので、子供の成長にもつながります。
楽しんでDIYしよう

何はともあれ、まずは自分が楽しんでDIYすることが大切です。そうすることで自然と子供も楽しくなり、お互いにいいコミュニケーションがとれるようなるのです。
楽しく節約しつつ、コミュニケーション手段にもなるDIYを是非一度やってみてください。
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