自由研究のテーマはどう決める?ネタ探しのコツも紹介!

教育

夏休みの課題の定番である自由研究ですが、テーマ決めに困ったりしませんか?テーマは基本的に「自由」なので何でも好きなことをできる反面、どんなテーマについて研究すればいいのかわからなくなってしまい、休みの最後のほうに残って困った経験をされた方も多いのではないでしょうか?今回はそんな自由研究のテーマ決めについてご紹介します。

自由研究のテーマはどう決めればいいの?

自由研究に取り組もうとした場合にまず困るテーマ決めですが、まずはどういったことを行いたいか大きな項目で考えるといいと思います。以下ではテーマの項目について解説します。

テーマの項目について

自由研究のテーマは大きく分けて「工作」、「観察」、「実験」、「調査」、「料理」の5種類あります。それぞれ特徴がありますので以下の説明をご覧いただき、テーマ決めの参考にしていただければと思います。

◇工作

例えば牛乳パックを加工して貯金箱を作るなど、ある目的を持った工作物を製作する研究です。“ものづくり”の基本について学ぶことができるほか、自分の作りたいものを実際に自分で製作するので比較的楽しく取り組めるのではないかと思います。また、作ったものをそのまま提出でき、展示される可能性を考えると、見る人にインパクトを与えやすいのも特徴です。5種類のテーマの中で一番難易度が低いので小学校の低学年の子におすすめですね。ワンランクアップのコツとしては、1つでもいいので製作物に自分の工夫したことを盛り込むことです。

◇観察

植物や昆虫の成長を観察し、毎日記録していく研究になります。あさがおの観察等が有名かと思います。観察対象の生態について詳しく学ぶことができます。毎日記録を行うので研究は大変ですが、日に日に成長していく姿を見るのでこれも楽しく取り組めるのではないかと思います。文章だけの記録より、観察対象のスケッチを載せたり、写真を撮って載せたりすると、より良く見せることができると思います。研究内容をまとめる際は、観察対象についてあらかじめ本などで調べておき、実際に観察した内容と比較してみると面白いですよ。

◇実験

現実世界に起こる現象を再現したり、日常生活で疑問に思うことを実験によって調査したりするテーマになります。実験方法を考えたり、実験後の結果をまとめたり、考察を書いたりと難易度や手間はかかりますが、物事を理論立てて考えることについて学ぶことができます。このテーマは小学校高学年や中学生におすすめです。ポイントとしては、実験を行う前に結果を予測しておくことです。この予測は結果と違っていても全然問題なく、予測と結果を比較することで考察をまとめる際に役立ちます。

◇調査

人物や建物、乗り物などの歴史などについて調査してまとめるテーマになります。対象の人物や物の生い立ち、成り立ちについて学ぶことができます。資料さえあればすぐ取り組むことができますが、上述の3つのテーマに比べると少し地味なものになるかもしれません。歴史などについて興味のある方にはとてもおすすめのテーマになります。

◇料理

不思議な現象を料理を通して調査するテーマになります。どちらかというと実験に近いテーマですね。例としてはムースを作った時に冷蔵庫で冷やしている間に2層、3層に分かれることがありますが、この理由について調査したりします。あまり、主流のテーマではないので珍しく思われることと、写真等を掲載することで比較的多くの人に注目してもらえるテーマなのではないかと思います。

ネタ探しのコツは?

いざ自由研究を行おうと思ったときに直ぐにテーマは決めづらいものです。テーマのネタ探しのコツとしては、普段生活する中で疑問に思ったことをメモに残しておくことです。例えば、電車は四角いのに、新幹線は丸くて頭が長いのはなぜ?などですね。こういった疑問を残しておくことで、テーマを決めるときにすんなり決めやすいと思います。

常に疑問を持つことを意識しよう

今回は自由研究のテーマ決めについて紹介してきました。何かを研究するにはまずその動機が大切です。研究する上での動機は日常生活をする上での疑問から生まれることが多いので、常に何事にも疑問を持つことを意識してみましょう。

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