自由研究のまとめ方は?見せ方をワンランクアップさせる方法も紹介!

教育

夏休みの課題と言えば自由研究ですが、この自由研究って夏休みの最後のほうまで残ってしまって困った経験ありませんか?私なんかは、調査や実験はしてみたもののどうやってまとめればいいかわからず、困ってしまってすごく中途半端なものになってしまったことが多かったです。現在ではインターネットの普及に伴い情報を調べやすくなっている時代ですので、自由研究をする際に過去の私のように困る人が少しでも少なくなればいいなという思いで自由研究のまとめ方についてご紹介します。

自由研究のまとめ方

では、実際に自由研究のまとめ方について解説していきます。自由研究を行った結果をまとめるものとしては、模造紙、レポート用紙がありますが、これらの特徴に合わせて、それぞれに合ったまとめ方を行うのがポイントとなります。自由研究をまとめる時は主に下記の項目を順番に記載すると研究の流れが分かりやすくなります。それぞれの項目について解説します。

1. 自由研究のタイトル・学年・組・氏名
2. 研究の動機・目的
3. 使用した道具や材料
4. 実験・観察・調査の方法
5. 結果の予想
6. 実験・観察・調査の結果
7. 考察
8. まとめ・感想
9. 今後の課題
10. 参考にしたもの(参考文献)

1. 自由研究のタイトル・学年・組・氏名

これは基本ですが、しかし最も重要と言っても過言ではない項目です。自由研究の発表を見る場合、まず目が行くのはタイトルです。なので、多くの人に見てもらおうとすると、タイトルを見た人におっ!この研究おもしろそう!と思ってもらえるようなものを考えられることが大切です。また、学年、組、氏名も忘れずに書くようにしましょう。これは、模造紙、レポート用紙にまとめる場合両方に重要なことです。

2. 研究の動機・目的

自由研究を行う場合の導入部になります。どうしてこの研究を行おうと思ったのかを書くようにしましょう。また、この部分は自由研究を行う上で自分で考える大切な項目なので、親は手伝わずに自力で書かせるようにしましょう。しかし、急ぎで適当に考えた研究に対して動機や目的を考えるのは苦労するので、できるだけ普段から疑問思うことを癖付けさせておき、気になったことは日記などでもいいので記録として残しておくといいですね。こういったことは研究のネタにもなりますのでお勧めです。

3. 使用した道具や材料

実験や観察、調査に使用した道具、材料をまとめて箇条書きにするようにしましょう。例えば、朝顔の成長の観察を行ったのなら、朝顔の種、土、プランター、支え、じょうろ等です。余裕があれば、実際に使用したものの写真を撮って掲載しておくと見る人にもわかりやすくていいと思います。

4. 実験・観察・調査の方法

ここでは、実験・観察・調査を行う方法の手順を書くようにします。流れに沿って順番に箇条書きにするとわかりやすくていいと思います。また、実験や観察を行う場合は、行った日付、天気等を記録するといいですね。注意したいポイントとしては、方法と共に結果を書いてしまわないようにすることです。

5. 結果の予想

上記の方法によって実験・観察・調査を行った場合にどういう結果になるかをあらかじめ予想しておき、記録として書くようにします。あくまで予想ですので、実際の結果と違っていても全く問題ありません。ここは結果を当てることではなく、なぜそういう結果になると思ったのかを考えることが重要です。なので、結果の予想と共にその結果になると思った理由も合わせて書いておきましょう。

6. 実験・観察・調査の結果

4の方法によって行った実験・観察・調査の結果を書きます。ここでのポイントは、事実をありのまま書くことです。自分で予想した結果と外れていたり、実験が失敗、調査したが結果が得られなかったとしても、気にせずに起こったことをそのまま書きましょう。写真やグラフなどは積極的に載せるようにして、見た人が一目で結果が分かるように工夫しましょう。

7. 考察

ここでは、6の結果についてなぜそのような結果になったのかを考えて書くようにしましょう。おそらくここが一番難しいところではないかと思います。基本的には自分で考えても答えが出ないことが多いので、

参考となる本や資料を見て調べたり、知っていそうな人に相談してみる

のもいいですね。

8. まとめ・感想

ここでは、上記の2~7の項目について簡潔にまとめるようにしましょう。例としては、私は○○が気になったので、○○の方法で実験しました。当初○○になると予想しましたが実際は○○でした。この理由は○○が原因でした。といった具合です。また、この研究を行って感じた自分の感想を盛り込むとさらにいいですね。

9. 今後の課題

今回の自由研究の結果を元に追加で生まれた疑問や、調査したいことを書くようにします。ここの項目を書いておくことで、次年度以降の夏休みもネタに困ることがなくなります。

10. 参考にしたもの(参考文献)

調査や考察の際に参照した本や資料のタイトルと著者を書くようにしましょう。今回の自由研究に使用したものは全て書くようにして、漏れがないように注意しましょう。

自由研究を1ランクアップさせる技

さて、自由研究のまとめ方について記載してきましたが、ここで、自分で行った自由研究を1ランクアップさせ他の人よりも目立つようにできる技を紹介します。それは、実験や調査したものを標本にすることです。たとえば、昆虫採集をしたのであれば、昆虫の標本を作る、バーコードの意味を調査したのであれば、実際のバーコードを張り付けたものに解説を付ける等です。私が印象に残っている標本として、缶ジュースに入っている砂糖の量を調査した自由研究があり、その研究をまとめた子は、空き缶に透明なビニール袋に角砂糖を入れたものを付けて、その缶ジュースに含まれている砂糖の量が一目でわかるようにしていました。この話は私が小学生の時ですが、今もとても印象に残っています。

各項目に分けてまとめるのがポイント!

今回は自由研究のまとめ方について紹介してきました。研究内容をまとめることは結構大変だったりしますが、上記のように各項目であらかじめ分けておくことによって、まとめるのも楽になりますので実践してみてください。

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